山の中の階段の修理です。

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    「山を歩く」といったらこの辺りでは、もっぱら林業、みかん・梅なんかの農業なんかもありますので、それらの作業をするために山の中を歩きます。

    或いは最近では山の散策、とりわけ熊野古道もこの辺りではあちこちにありますので、わざわざ歩くことそのものが目的で山を歩くっていうのもあったりです。

    その登り降りにはもちろん山の中に作られた道を進んで行くわけですが、特に急な斜面で欠かせないのが階段です。

    階段があるのとないのとでは疲労度が格段に違ってきます。

    雲泥の差ですね。

    まず、階段がなかったら普通の靴では確実に滑ります。

    あと、気持ち的なもの、心労もありますよね。

    熊野古道にもちゃんと階段は設置されてますね、もちろん石段など格式の高い!?たいそう立派な階段なので全然別次元ですが・・・。

    さて、こちらの写真は、作業道としての山道。

    決して登山道ではなく、至って普通の地元の作業道。

    この階段は何年前でしょうか、5、6年、いやもう少し前だったでしょうか、現場にある材料で作ったものです・・・。

    今となっては、もはや階段には見えませんが。

    いや、写真では辛うじて階段に見えてしまうのがツライ。

    回りに生えている木を拝借し、チェーンソーとナタで横木と杭を作って、石頭ハンマーやツルハシを使ってその場で施工したものです。

    が、もうすでにボロボロ、とうに壊れてしまってます、っていうか、腐って原型を留めない箇所もあったりで、当然ですが階段として機能はしてませんね。

    ツルツルの山の斜面、一歩手前、です。

    まあ、当たり前っちゃ当たり前ですね。

    木は腐る。

    ですよね。

     

    今回はこちらの階段をやり変えてみましょう。

    前回と同様の自然木を使用すると、早い段階で腐ってしまうのがオチですから、今回はちょっと素材を検討。

    木を使うのは手っ取り早くていいんですが、耐久性に問題ありなので却下。

    ただの作業道ですので、立派な材料を使うほどのものでもありません。

    階段用の材料として、いろいろと立派なものが存在するのはするんですけどね。

    さあ、なるべく施工が簡単で安価で、かつまあまあの耐久性を有しているもの。

    っていうのが条件。

    あれやこれや、ない頭を使って悩んでみます・・・

    人工的なものっていうことになりますね。

    なんかいいのないかなぁ。

    ホームセンターもグルグル回ったりして。

    で、ついに決断、よし、これでいこう。

    なんと水道パイプ。

    VU管っていう、排水管で主に使用されるタイプの塩ビ管。

    ザ、VU40。

    最終的にこれでいくことにしましたっ

    山道の幅にあわせて使用できるよう、短めのサイズから長めのサイズまで何種類かを切断機でカットして用意してみます。

     

    ただの塩ビパイプだけでは終わらないのが今回のミソ。

    続いて、長~い鉄筋を用意して、短めにカットしまくりますっ

    この場面だけに出動する道具、その名も、鉄筋カッター~~

    ギュッとやったら一瞬ですっ

    取りあえず、階段の本数と同じ数だけ鉄筋もカット!

     

    鉄筋の長さも何種類か用意。

     

    次はセメントを練って~

    トユの端材をシューターがわりにして、塩ビパイプの中に流し込んでしまおう作戦。

    シューターっていうのは、流しそうめんみたいにセメントを流し込むための長~い溝のような道具。

    で、このトユシューター、結構便利。

    ブロックを施工するときなんかにはいつも隣にスタンバってたりしますっ

     

    塩ビパイプの中に鉄筋を一本挿入。

    それをセメントで固めてしまおうっていうことですねっ

    結構しっかりした階段が出来るんじゃないかなと、自分ではそう思ったりはしてるんですが・・・。

    鉄筋を入れることで仮に塩ビが欠けることがあっても、鉄筋コンクリートとしての機能は果たしてくれそうですのでねっ

    っていうか、まず山の中での施工なので、紫外線の影響はあまり受けないと考えられるので、塩ビの腐食も相当遅らせることが出来そう。

    ね、安くて早くてまあまあの耐久性!

    言うことなし!?

     

    さすがに冬至に近づくにつれてどんどん日が短くなりますね。

    もうすでに辺りは真っ暗。

    一晩この状態で置いておいて、セメントが固まるのを待ちましょか。

     

    あくる日、腐った階段の撤去と同時に「特製塩ビ階段」の設置。

    しっかりとセメントを固めるためにはもう少し安静にしておいたほうが良いかもしれませんが、大丈夫、作業を進めるうちに固まってくれますよねっ

    山の中に塩ビかよ~、って思われる方もおいでかと。

    確かに、自然の中に置かれたむき出しのプラスチックは、まさに「不自然」かもしれませんね。

    見た目的にもどうかっていう指摘も入っちゃうかもしれませんね。

    しかも、この塩ビ階段には両脇から鉄筋杭によって固定されてますし。

    鉄筋杭、安直すぎるかっ

    鉄筋杭も安価で施工が簡単ってことでの採用だったわけですが、こればっかりはどの程度耐久性があるのかが分からないところだったりします。

    どうでしょう、7年は持ちこたえてくれるだろうか。

    まずは鉄筋杭から腐食していくんでしょうが・・・。

    ちょっとした実験を兼ねての今回の階段施工でしたっ

     

    上から降りてくるときの感じ。

    ここからのアングルだとそんなに目立つようなプラスチックの下品さはないんですけどね・・・。


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      • 2018.12.06 Thursday
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      • 01:38
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      • by スポンサードリンク

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