外壁の修理をしました。
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先日の台風21号の被害は、ボクの住むエリアのあちこちにも見られます。
避難生活を余儀なくされているなどの深刻な状況ではないですし、ボクの住んでるおうちもなんともなかったのですが、まだまだ業界の人たちはてんてこまいとのことです。
この台風は真昼間にこの辺りを通過したので、その日は一日ずっと家の中にいてテレビなんかの情報を見ながら、何事もなく大事に至らないことを祈りつつ、じっと待機して台風が通過するのを待ってる感じだったんです。
「ふう~、やれやれ。
特に騒がれてたほど大きな台風ではなくてよかったよかった」
などと、その時は思っていました。
幸いうちはそんな状態で守られてたんですが、あくる日、この市内のあちこちでも全国のテレビの中継でも大変なことになってました。
それを目で見るまでは知る由もなかったことでした。
そんなに大きく深刻な台風だったとは・・・。
ってなりました。
うちが守られていたことがホントに幸いで感謝と安堵をする一方、皮肉にも被害にあわれた方々におかれましては、一日も早く日常に戻っていただくことを祈る次第です。
うちのエリアでも、すぐ近所で屋根が飛んだり壁が飛んだり、電柱が折れたり山が崩れたり、多くの爪痕を残していきました。
微力ですけれどもその修繕にいそしませていただきました。
こちらのおうちでは壁がゴッソリと風に持っていかれて崩れ落ちています。
おうちを利用してお店をしていることもあり、早々の修繕が望まれました。
かなり古い鉄骨が顕わになっていてその錆の進行も激しく、下地である木は完全に腐っており、厚みがあって重量のあるモルタル壁は耐えられずに落ちてしまいました。
借家ということもあり、なるべく簡単で安価な方法で修理を施すことになりました。
新たに下地を作ります。
ホントは鉄骨からやり変える必要アリなんでしょうが、それは大ごと過ぎますので、今回はその既存の鉄骨の上からドリルビスを用いて木地を固定します。
ガルバリウム鋼板の角波板を貼りまわして仕上げます。
鋼板壁が重量が軽く耐久性があり、施工も比較的簡単ですので、この材料に決定しました。
周りがモルタル壁ということがあり、ガルバリウムの素地そのものの色で了承いただきました。
こちらは市内の飲み屋街の一角。
頭上6メートル近い場所の外壁。
この外壁の下は普通にお客さんも通り、この辺りに住む方の生活道としても利用している道路があります。
先程と同じような造りのモルタル壁ですが、今回の台風で脆くも崩れ落ちています。
途中まで剥がれかかってて、今にも落ちてきそうな箇所もあり、かなり危険な状態です。
こちらも早々になんとかしないとです。
四角い形になるようにサンダーを使って四隅のモルタル壁を削り落としてから、境目に水切りの鋼板をステンレス製のスクリュー釘で固定し、シリコンで防水処理を施します。
こちらもガルバリウム鋼板の角波板を貼りまわして仕上げてみます。
今回は被害にあった個所だけの補修をさせて頂きましたが、実はこちらのモルタル壁も相当劣化が進んでおり、見ただけでも壁が下地から浮いている箇所が見受けられます。
ポロポロと壁表面が少しずつ削れ落ちてきている様も確認できます。
となりの居酒屋のご主人、「道路に白い砂が降って積もってくるんや」と、おっしゃっています。
ホントは壁全体をやり変えた方がいい状態ではあるのですが、なかなか厳しい現実の状況も頷けます・・・。
こちらは駐車場に面しているおうちの離れである倉庫。
南からの強風をモロに受けて、外壁がすべて飛んでしまいました。
手前はクルマが10台以上入る月極の駐車場になってるんです。
幸い、飛んだ外壁の周りのクルマへの被害はなかったようで、不幸中の幸いです。
飛ばされたのは、10尺という、そこそこの大きさのある金属外壁なんです。
以前の外壁と同じく、金属外壁で仕上げます。
使用したのは、定番、ヨドプリント。
下側が以前からある外壁ですが、紫外線により色がかなり落ちてしまっていることもあり、完全にツートンカラーになってしまいました。
よろしくお願いします。
っていうか、いやあ、この日は暑かった。
なんとなく秋らしい気配が漂う今日この頃、朝晩はめっきり涼しくなりましたが、日中はまだ日差しが暑くて汗びっしょりですっっ
- 2018.09.23 Sunday
- こんなことしましたっ!
- 11:09
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- by さいとん