セルフビルドの5棟目は、自分の作業工房になるっ!!

0
    JUGEMテーマ:DIY
    JUGEMテーマ:日々のくらし

    さあ、いよいよセルフビルドの5棟目になる。
    ボクは常々、ある程度キャパのある、屋根がしっかりした作業場が欲しいなあと思っていた。
    仮設屋根みたいなところで、雨が降れば、それはそれは可愛そうでみじめな作業の日々が続いていた。
    大きな機械もそこに据えられていて、使い終われば雨や夜露を凌ぐためにブルーシートを掛けて、ちゃんと養生するのがお決まりだった。
    非常に煩わしかったが、それはそれで愛着のある行為だった。
    今のボクの住む所は、嫁さんの元実家をお借りしている感じなのだが、なんとこの敷地内に建ててもいいとの許可が出たのだ。
    なんと幸せもののラッキーボーイなことか。
    土地になかなかめぐり合えず、今でも探していろいろ聞きまわっている人が周りにいるのを知っているし、田舎暮らしに憧れ、理想の物件になかなか巡り合うことが出来ない人も周りに要る。
    第一、ある程度の大きさの建物を建てようと思えば、それなりの軍資金(土地購入代等)が要る。
    なのにボクには、建ててもいいっていう土地があるのだ。
    しかし、これからの時代、空き家がどんどん増えていくだろうし、土地をわざわざ探さなくても、有効に利用できるあまり元手のかからない空き家にめぐり合う機会も徐々に増えていくとは思うが。
    まあ、そんなこんなで、ボクは今の住む敷地内に、工房になる予定の5棟目建設を目指すことになった。
    時は、2012年9月。
    いよいよ着工する、まずは軸組みの全ての材料のカンナ掛けからだ。

    建築しようとしている工房、その青写真。

    0
      JUGEMテーマ:日々のくらし
      JUGEMテーマ:DIY

      で、今回どんな感じの建物にしようか考えてた。
      お日さんの採光と窓の位置、出入り口の位置、勝手口の場所、耐力壁の配置と材料の吟味。
      いろいろ考えるこの時間は、なんともワクワクして楽しい。
      毎回、新しいことがしたくなるのだが、今回は2階建てに挑戦する。
      今回新しく試みたのはコレ。
      そこで、またバイブルを引っ張り出してきて、2階建てのイロハを少しばかり学習する。
      2階は事務所にしてもいいし、憩いの部屋にしてもいいし、何かに使える、その程度。
      2階建てに挑戦するのが目的のひとつ。
      で、最近は文明の利器をも駆使する。
      「イエスマイハウス」っていう、フリーバージョンの方のパソコンソフト。
      なかなか優れもの。
      寸法を入力し、屋根や壁など、いろいろな設定を行うと、自動的に360度の回転が可能な3D画像を見ることが出来るのだ。
      偶然に発見し、今や仕事でも使わせて頂いている。(ビジュアルで見て頂く方が、はるかにイメージが湧くから)
      ただし、フリーバージョンの方なので、使えない機能が多々あるが、なんとか間に合わせている感じ。
      でも充分。
      で、今回はこのような建物の完成を目指すことにする。
      基礎の床面積は15坪弱、なかなか立派な作業場になりそうだ。
      欲を言えば、もっと大きな広い作業場が欲しいところなのだが、敷地制約上、これが精一杯。
      実は2枚目の写真の図面は修正前で、修正後もう少し広くなっている。

      工房に使う一番長い柱の製材。

      0
        JUGEMテーマ:DIY


        JUGEMテーマ:日々のくらし


        工房になる建物も今までと同様、4寸角の杉の角材がメインの軸組みとなる。
        作業がしやすいように、またなるべく広くスペースが使えるように、すっきりと邪魔にならない柱の配置が必要だ。
        で、構造もちゃんとしっかりしていないと。
        おおかたの軸組みの材料は、手元にあった4寸角の角材がメインで間に合わせられるようにしてみたが、どうしても長い柱口が1本必要なので、製材所に頼んで挽いていただいた。
        ここは、普段からいつもお世話になっているご近所の製材所。
        今回の大黒柱!?になる5メートルを超える柱の材料、製材所での角材になるまでの図。


        すぐに使うのだろうと察していただき、よく乾燥している杉を一本選んでフォークリフトを操りながら、ばか大きなバンドソーにセットする。
        あとは機械操作。
        レールの上を転がりながら、あっという間に角材に仕上がっていく。
        頼んだのはカンナをかけて4寸になるようにとのことだったのだが、カンナをかけても4寸3分はとれた。
        セルフビルドや木工に興味を持って、やってみようとするのであれば、仲良くなる製材所は必ず必要。
        ちょっと相談できたり、アドバイスを受けることが出来たり、変な注文をするときもあるので、そんな時でもうっとおしがらずに聞いていただけるような関係になれたらいい。


        で、この製材所のおやっさん(と呼ばれている)、ホントにいい方で親切この上ないのだが、御年80歳。
        いまだ現役。
        なんともボクもこうありたいと見習うようにしている、そして、尊敬の念を欠かさないように心がけている。
        奥さんが経理担当で、支払い時にいつも雑談をさせていただくのだが、この奥さんも80歳手前。
        ホントに素晴らしいご夫婦。
        ずっとずっと利用させていただきたいので、いつまでも元気でいていただきたいな。
        と、いつも思っている。

        工房が建つ予定の敷地、小屋を解体する。

        0
          JUGEMテーマ:日々のくらし
          JUGEMテーマ:DIY

          もともと祖父の時代から、ここにあった倉庫。
          セメント瓦のトタン壁、昔のよくある倉庫。
          長らくほったらかしだったので、シロアリの大きな巣があり、柱等もとっくに食べつくされている感じ。
          義理の父からは、「あそこには入るなよ、いつ崩れるか分からん」とよく言われた。
          現場での作業、まずはこの倉庫の解体からスタートする。
          解体に当たり、屋根の上に登るのは実は危ないことなのだが・・・
          瓦はもう次に使うことはないので、上から放り投げて行ってもよいのだが、なにかと便利なのだ。
          ガーデニングの花壇の仕切りにも使えるし、犬小屋くらいの屋根になら、もう一度ペイントすれば十分価値のあるものになる。
          重石にも使えるし、雑草が生えないように敷き詰めて使ってもいい。
          とにかく捨てるのはもったいないので、一枚一枚丁寧に割らないように取り外して行った。
          このころの瓦はもうすでに釘打ちになっており、もう釘も十分に錆びているので、取り外しは容易だった。


          解体を無事終える。
          もともと小屋に据えられていたブロック基礎。
          幅5寸の一番大きなタイプのブロック。
          よし、これを有効に使おう、このブロック基礎は用いることにした。
          基礎以外でも、柱や梁等、材料ならばなんでもそうなのだが、基本的にそこにあるものはなるべく有効に使うことにしている。
          その方が材料は喜ぶし、材料代も少しは浮くから経済的だし、感謝されるし、施工の際には頭も使う。
          いいことだらけなのだ。
          で、小屋程度の基礎だったので、当時の施工はあまりいいものではない。
          ブロックの両脇から、補強の鉄筋とセメントを流し込んで、幾分か強くしてから次の工程に望むことにした。
          このアンカーボルトは上づらをサンダーで切って、その上にブロックを積む予定。
          今回、3段積みのブロック基礎で工房を施工することにした。

          工房の立つ敷地、「地縄張り」を施して、基礎の準備にかかる。

          0
            JUGEMテーマ:DIY
             
            JUGEMテーマ:日々のくらし

            先述してたように、元々あった小屋のブロック基礎を利用することにした。
            この基礎は丁寧な作りのものではなかったので、両脇を鉄筋コンクリートで固めて強度を保とうと試みた。
            そして、ぐるりと一周、水平をきちんと出した「地縄張り」を施して、いよいよ基礎のスタートとなった。


            水糸をピンと張って、正確なブロックの位置を出すようにする。


            もともとあったブロック基礎から延長して、基礎を伸ばして作っていくことになるので、新たに基礎になる部分は、少し掘り込んでやって砂利を敷き詰め、鉄筋を敷いてから「捨てコン」を流し込み、ブロックを積む準備をする。
            一段目のブロックの上面は、もともとある基礎ブロックの上面に合わせる必要があるため、逆算してどの程度掘り込んで「捨てコン」を流し込めばよいかを計算しておく。
            また、ブロックの位置もあらかじめ計算して出しておいて、立ち上がりの鉄筋の位置を決めておく。
            立ち上がりの鉄筋の本数は超適当だ、ないよりある方が良いだろう、って感じにしているが間違いに違いない。
            鉄筋同士は、「結束線」って呼ばれる細い鉄線でお互いに巻いて縛るようにしておくとよい。
            ここの土地は、「盛り土」ではなく、もともとの「地」のため、硬くて丈夫な地盤なので、少々のことなら平気な感じ。
            他から土を運んで埋め立てた盛り土になると、ちょっと警戒してしまう。
            施工具合は安心としていいのか、土が地中で空気を沢山含んでいないか、どこの業者がやったのか、と、沈下の心配をすることになる。
            盛り土で出来た土地の場合は、きちんとこの工程の時に、突いて固めてから施工を始める必要がある。

            工房になる基礎のブロックを積んで行こう!!

            0
              JUGEMテーマ:日々のくらし
              JUGEMテーマ:DIY

              このとき、2013年の5月。
              とにかく暑かった記憶があるなあ。
              毎日毎日初夏の陽気で、午前中はまだ陰っててよいが、昼からはホントに暑かったなあ・・・
              セメントを耳たぶくらいの硬さになるように、練って準備をして下さい。
              ちょうどセメントは「糊」って感じで、扱ってもらったら良いね。
              ブロックとブロックを糊でくっつけるんだね。
              要所要所に鉄筋なんかが入っていると、強度が増していいんだな。
              「鉄筋コンクリート」っていうよね、まあそんな感じのイメージ。
              この作業、案外楽しいんだよね、重たいので重労働は重労働なんだけど・・・
              腰にもくるし、暑いからへとへとにもなる。
              でも、休憩時間なんかに、振り向いて積み上げてきたところを眺めて見ると、おおっ、今日はコレだけ積んだかぁっって一人で感動する。


              ちょっと女の人には大変な力仕事かもしれない、一日中ずっと続くから。
              なので、今日はこれだけ、って感じで、楽しみながら。
              時間はかかるかもしれないけど、ゆっくりやっても急いで詰めてやっても、高々1週間も差はないでしょ。
              ご覧の水平器(気泡で水平が分かる道具)でちゃんと水平を取りながら施工することは大切なことです。
              なにせ基礎ですからね。


              これ、ブロック鏝(コテ)っていう、ブロック積むときに使う専用のコテ。
              この扱いが慣れてくると、サッサッと、スムーズな動きが伴って、楽しくなるのが分かるよ。
              水糸(っていう基準になる大切な糸)に、ビシッと沿うようにブロックを積むんですね。
              コンコンコンと上下左右にたたきながら、ブロックの位置を決めていくんです。
              まさに、このセメントは糊でしょ。

              ブロックを積み終える。

              0
                JUGEMテーマ:DIY
                JUGEMテーマ:日々のくらし

                ご覧のように、ブロックは3段積み。
                使う場所場所で、ブロックの種類は違うんです。
                一番上段の三段目に用いるのは、「よこきん」と呼ばれます。
                文字通り、「横筋」なのです。
                横筋とは、横に鉄筋を這わすということ。
                ぐるーっと一周、鉄筋を寝かして入れてセメントを上から流し込んでツラ仕上げで固め、強度を作ります。
                このときに、アンカーボルトっていうにょきっと突き出たボルトも一緒に埋め込んでおきましょう。
                適当な間隔で。
                これは上から土台っていう家の骨組みになる材料が納まってくるときに、基礎と土台をぎゅっと締め付ける用ですね。


                ぐるっと完成したブロック基礎。
                もともとあった基礎を利用した箇所があるんですが、それを修正しつつの作業が非常に面倒くさかったな。
                さあ、いよいよ棟上を目前に控えることになり、緊張と不安とわくわくが入り混じってますっ!!

                棟上げの準備を整えておく。

                0
                  JUGEMテーマ:DIY
                  JUGEMテーマ:日々のくらし

                  ご覧の骨組みは、以前作ったものなんですが、しばらくの間、ここが雨がしのげる唯一の作業場だったんです。
                  いずれは解体することを見越して作っていたので、ヒノキの丸太を皮も剥かずにそのまま使ってましたっ。
                  ようやくこの仮設屋根もお役目を終えることになり、新しい建物が建つ場所のため、解体しますっ


                  棟上げに備え、「土台」はあらかじめ据えておくことにした。
                  当日の時間短縮のため、一人で出来る作業なので、少しでも進めておく感じ。
                  あるだけの脚立も準備しておく。
                  クレーンやユニックで材料を吊って棟上げをする予定ではないので、脚立は何脚あっても困りません。
                  お手伝いしてくれる人らにも、事前に脚立の準備を頼んでますっ


                  棟上げっていうのは、プラモデルの延長で建物を組み立てて作っていくような作業になるので、いろんなパーツがあり、長さも短いのから長いものまでまちまちで、数も多い。
                  なので、なるべく探しやすいように、すべての材料をおっぴろげて、使われる出番を待つように待機させます。
                  さしずめ、当日は大百人一首状態。
                  「次は、ほの五〜、取って〜!!」みたいに呼ばれて、使われていきますっ
                  いよいよ秒読みの棟上げに備え準備万端、楽しみだ!!

                  そして棟上げ!!

                  0
                    JUGEMテーマ:日々のくらし
                    JUGEMテーマ:DIY

                    やはりこの日はいい。
                    時は、2013年6月2日。
                    そして、これまたやはり寝不足。
                    家を作るにあたって、一番ウキウキして楽しい作業になるのは分かってるので、どうも興奮状態でなかなか寝付けないみたいだ。
                    作業が始まってしまえば、そんなことは吹き飛んでいってしまう。
                    初めての2階建て、ちょっと構造にもこだわった箇所もあったので、ちゃんと建つのか不安がずっとあったはずなのに、そんなことまで吹き飛ばしてくれるくらいに楽しい〜



                    この状態になってから、一旦休憩を挟んだっけ。
                    なので、ちょうど10時を回ったくらいだったんだろう。
                    思わずカメラを向けて、写真を撮りたくなる。
                    わあ、ここまで失敗した箇所もなく建った〜、って自分で感心してる。
                    なかなか大きな建物に挑戦したこともあり、建たないと分からない立派さにしばし感動もする。
                    素敵だなあ、ってどこまでも自画自賛する。

                    時間はたっぷりある、まだまだいけるぞ。
                    次はみんながよってかかって狭い2階に集結する。
                    下で一人待機してて、上から必要な材料を叫ばれるので、それを運ぶのに走り回ることになる。
                    (いや、実際に走り回ることはない・・・)
                    1階と2階に使う梁だけに古材を使ってみたが、見事にうまく納まって安心したっ
                    古材を使うのはなかなか大変で、頭を使うし、墨付けや刻みの作業も何倍もの作業になる。
                    なので、全体を通しての作業をなるべく早く進めるには、角材のみを用いるのがいい。
                    今日はまだまだ行けそうなので、屋根まで貼ってしまうぞ!!


                    棟上げは楽しかった、いけるとこまでいく〜!

                    0
                      JUGEMテーマ:日々のくらし
                      JUGEMテーマ:DIY

                      今回の棟上げも準備は万端。
                      ちょっと暗くなってきつつあるかな。
                      もう少し、みなさん恐れ入りますが、こき使わせてくださいっ
                      「垂木」を打ち、「野路板」を貼り、その上に「ルーフィング」。
                      ボクは、いろいろの段取りや、そこらで呼ばれて指示したり、手直ししたり、そこそこ気を遣ってたりで、実は疲れている・・・
                      でも、ボクが何も言わなくてもどんどんやってくれる。
                      なかなか手慣れたものだ。
                      さすが、毎回同じようなメンバーで、これと同じような棟上げ現場が周りにも時々あると、流れがある程度わかってくれてるので、なんとスムーズにいくことかっ。


                      この日、手伝ってくれたメンバー。
                      地元で備長炭の炭焼きをしてる人や、木工してる人、林業をやってる人、まちまちだけど、みんな頼もしい。
                      今日は楽しかったって、嘘でもいいから(嘘ではないんだろうけど)言ってくれるのが一番うれしい。
                      みんなに怪我がなく、楽しんで、心地よい疲れのある感じで、作業を終えてもらうことが一番の目標になるから。
                      みなさん、また今後このようなことを企むかもしれませんが、その時はぜひよろしくお願いしますっ


                      夜は温泉につかっていただき、その後、大いにビールを飲んでいただいた。
                      この時は、ボクも接待で忙しい。
                      頼んで作って頂いている料理を取りに走り、ビールを注いで回って、お皿を下げて次の料理の段取り。
                      できるだけくつろいでいただく。
                      でも気の毒なことに、とおる君だけお酒を遠慮していただいて、最後にアッシー君をお願いしていた。
                      そっち方面の方がまとまっていてたので・・・
                      いつも無理いってすみません、損な役回りをさせてしまってます・・・(でも今後もよろしく)

                      | 1/2PAGES | >>