四棟目、6坪ほどの作業場を増築してみる、まず基礎から!

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    2007年6月。
    1棟目に建った家の隣に、作業場になる建物の増築を試みる。
    ここはブロック基礎にした。
    ブロック基礎の要領は、前回のトイレの基礎になったブロック基礎とまったく同じ。
    規模が小さくても大きくても、違うのはかかる時間だけで、経ていく工程は小さな小屋も大きな家も全く同じ。
    基礎になるブロックを置くところをぐるっとスコップ等で掘り、そこに鉄筋を適量這わしてから「捨てコン」を流し込む。

    捨てコンが流し込めたら、その上にブロックを二段積み。
    仕上がったブロックの上端(うわば、上面)には、突き出た金物(アンカーボルト)が随所に設置され、ここに「土台」となる杉の4寸角の材料が、アンカーにはめ込む様にひきまわされ、ボルトで固定されることになる。

     

    作業場の「棟上げ」。

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      2007年12月16日、作業場の棟上の日。
      また、レイによってお祭りにした。
      この日だけは、いろんな人に来て手伝ってもらってわいわいとやる。
      それまで何ヶ月かかかって「墨付け」「刻み」っていう一人ぼっちのジミな作業がしばらく続くためだ。
      この期間はほんとにジミで、根暗。
      一日一日が、たったこれだけしか進まなかったのかぁ〜の日が続く。
      そりゃ、現実ちょっとは進んでいるのだが、なんともちょっと過ぎて、自分ながら哀れになってきたりすることもある。
      なので、棟上げの日だけは、特別な日にしたくなる。
      このお祭り、ほとんど恒例になっている。(メンバーもほぼ決まってるし・・・)
      間違った箇所は特になかったのでスムーズに棟が上がり、無事に「野路板」まで一日で貼ることができた。


      お昼ごはんと夜ご飯は、出来る限りのおもてなしをする。
      みんな含めて10人くらいだったかな。
      一緒におかずを作ってくれる人に手伝ってもらったり、当日買物をして来てくれる人にアレコレ頼んだり。
      基本、「棟上げ」では毎回であるが、出前とか、お店には行かない。
      なんとか、自分を含め、お手伝いに来てもらう人に頼んで、自分らでふるまうようにこころがける。
      経済的うんぬんではなくて、それがおもてなしなのかなって思うから。
      そのほうが、あったかい気がする。

       

      作業場の棟上げの翌日。

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        今回の増築に伴う材料には、解体物件で出た長い古材を積極的に使った。
        5メートル級の長い材料だったので、「梁」と「母屋」に使わせてもらった。
        恐らく以前も梁に使われていたようで、全て杉の「たいこ挽き」。
        表面にはベンガラの跡が残る。
        やはり、こういう味のある古材を用いると、ぐんと雰囲気が出る気がする。
        今では解体物件の多くは、大型重機でグシャッと一気に潰してしまうので、再利用もあったものじゃない。
        こうして使えるのは、解体に携わった大工さんや工務店さんの「こころ」のお陰。


        ところで、左となりの以前建てた1棟目に隣接させて、今回どういう形で増築したらよいか、しばらく考えていたっけ。
        結局このようになったが、これはこれで、天井がどうしても低くなるため、それをずっと嫌っていた。
        1棟目の軒下にもぐりこむ格好の増築だから。
        でも、1棟目の軒下に、どうしてももぐりこませる必要があると結論づけた。
        雨仕舞いを考えたときに、その他の方法でいい考えが出てこなかった。
        出来るだけ勾配はゆるくして、なるべく天井の高さをキープできるようになんとか考慮した。
        (もう忘れたが、1寸勾配だった気がする)
        そして、できるだけ天井を高く確保するため、1棟目の軒下ぎりぎりのところに屋根が入り込むよう設計した。
        今回の屋根には、ガルバリウムの波板を使用するため、多少勾配がゆるくても大丈夫。
        (この勾配では、瓦屋根とかは不可になる)

        作業場の屋根を貼り、入り口のサッシを入れる。

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          前述したように、屋根にはガルバリウムの波板を使う。
          厚みは2種類あるので、厚い方(0.26mm)を使用する。
          薄い方は壁等の用途に使用するもの。
          野地板が貼れたら、適当にサンギを入れてから、波板をサンギに固定するように専用の釘で打っていく。
          このガルバリウム、軽くて取りまわしが良くて、早く施工できて安くて、雨仕舞いも確実でおまけに耐久性も良い。
          見た目を気にしない場所に施工するなら、この上なく良い。
          ただ、雨音はうるさいし、吸熱性もあるので、夏場はかなり暑くなる。
          それ以外の点ではメリットの方が多いので、初めてセルフビルドに挑戦するならこの屋根からかなあと思う。


          入り口のサッシを取り付けて見よう。
          レイによって、解体物件で引き取ってきたサッシを入れる。
          解体物件は宝の山なのである。
          ちゃんと、サッシ枠も丁寧にはずし、障子もガラスが割れないように丁寧に持って帰ってくる。
          解体物件からの取り外しが無事終えたら、枠は基本、四隅がねじで固定されているだけなので、インパクトドライバーがあれば、その場で簡単に分解できて、持ち帰りが簡単になる。
          それは、ご覧の入り口のサッシだけに限らず、窓という窓のアルミサッシはすべてそのような構造なので、もし、近くに解体物件があるというのなら、ぜひ挑戦して頂きたい。
          窓は新品で買うと結構な値段になるので、中古でよいというのなら、少しでも経済的になる。
          現場によって、枠の固定のされ方はまちまち。
          木地に打ち付けてあるものであれば簡単に取り外せてしめたものだが、セメント壁やモルタルに潜り込んでいたり、作業が大掛かりになりそうなサッシは取り外しが難しくなるので、あきらめも肝心。
          写真の敷居(地面に近い部分)も、解体現場ではモルタルに埋まっていたため、「ハツリ」って呼ばれる電動工具が必ず要る。
          モルタルを割りながら、丁寧に曲がらないように取り外す。
          そして、アルミサッシは、「枠」と「障子」、必ずセットで引き上げてくることだ。
          セットでなければ、まず合わない。
          別のサッシの枠とバシッと適合した障子があったとすれば、一等宝くじに当たって運を使ってしまったと思えばよいほどなのだ。
          で、アルミサッシ、設計段階でちゃんと寸法を測って、柱にスッポリ収まるように(遊びはだいたい1〜2分くらいにした)段取りしておくと、後の作業がかなり楽になる。

          作業場、外壁を仕上げて行く。

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            外壁には、仕上げの壁材を貼る前に、通常「透湿シート」って呼ばれる白い紙を壁全体に貼る。
            これはロールで売られていて、50メートルとか100メートルとかのバリエーションがあった気がする。
            メーカーも沢山あって、高級なのは「タイベック」という名前で知られている。
            ボクはなんでもよかった。
            でも、偶然この時にはタイベックを使っていたみたいだ。
            透湿性があるのに雨水は弾くっていうすぐれた性質がある、仕組みは知らない。
            隙間風が入るのもかなり防いでくれるので、ボクは必ずこのシートは使うようにしている。
            貼るのは至って簡単、「タッカー」っていうホッチキスのでかいやつで、適当にバンバン打っていく。
            そして、このシートは紙みたいにカッターで切れるので、作業が楽。
            透湿シートを貼るときに必要なものは、タッカーとカッター!なんちゃって。
                
            透湿シートが貼れたら、上から「サンギ」を適当に等間隔くらいで打ちつけていき、そのサンギに向かって釘を打ち込んで外壁を仕上げていく。
            サンギとは、1寸x2寸の長尺材。
            今回の仕上げの壁は杉の4分板を使った板貼り。
            この板は、汎用で野地板に使われる安価な板。
            ただし、外壁に使うので、「節」のあるものはなるべく除く。
            今は大丈夫な「生き節」でも、いつ「死に節」になるか分からないから。
            死に節になると、ポロって落ちて、そこだけ節の大きさの丸い穴があくことになる。
            軽く表面を「プレーナー」っていう大きな据え置きカンナで削って綺麗な面を出してから、「あいじゃくり」っていう板と板の継ぎ手の加工を施した。
            まぁこの杉板の無垢の状態でも、そこそこ外壁に使えて、なかなかたいしたものなのだが、塗装してから貼ることにした。
            白い水性ペイントを全面に塗ってから、茶色のペイントを施してみた。
            結構凝ったつもりなのだ。
            しかし、いざ貼ってみたら、いけてるのかどうか微妙である、想像したのより大幅にイメージダウンでガックリ。
            まあいいや。
            このときの仕上げに使う釘は、頭が見えてくるので、なるべく化粧っぽいヤツを選んで頂きたい。
            ボクは、たいていこういう場合には、ステンレスの丸頭のスクリュー釘を使う。
            スクリューは抜け止めになるので、必要かな。
            錆びない材質を選びたいものだが、真鍮よりもステンレスの方が固くて施工が楽。

            作業場、内壁を貼って一応仕上がりとする。

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              内壁をどう仕上げるのか考えた結果、こちらも板壁にすることにした。
              予算の都合上?、手間の都合上?あまり時間をかけたくなかったのと、面倒くさかったし、半分やっつけ仕事的な感じにやってしまったので、断熱材にもご覧の有様。
              実はこれ、プチプチ。
              断熱してくれるのかどうか(まあ見込めない)、まさに気休めである。
              「貫(ぬき)」と呼ばれる材料が左右に走っているが、今の建築ではほとんど見ることはない。
              現在は、「筋違い(すじかい)」っていうのを、斜めにバシッと入れて、強度を持たせる。
              っていうか、筋違いが入ってないと、建築の許可が下りない。
              貫工法は、昔の日本建築の特徴。
              貫によって強度を出し、左右の揺れに対応するのだが、筋違いとは違う特徴を持つ。
              柱と柱の間に貫を貫通させて、両側から手作りの「木くさび」を打って固定する。
              ボクはもっぱら、「貫」派である。
              この貫の奥にプチプチを潜り込ませ、貫の手前に、貫に持たせるように壁板を貼ることにした。
              なので、柱の見えてくるような仕上がりとなる(これを真壁っていう)

              壁板は外壁にも用いた4分板の材料。
              「チリ」(っていう四隅のこと)の施工も適当で、まあなんとかこんな感じでよしとするかっ
              「野地板」はあらかじめ白く塗っておき、「垂木」もあらかじめ茶色に塗ってから棟上げに望んだこともあり、白と茶色のツートンがなかなかいいではないかっ、て、せめて思うことにする。
              ちなみに、床は土のままだが、一応石灰とにがりを少々入れた土を表面に敷き詰めて、一応トントンして、申し訳程度の「なんちゃって土間」となった。(この頃はコンクリート土間の無機的な寒い仕上がりを嫌っていた・・・)

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