「西八丁珈琲店様」、アクセントになる木枠の製作です。

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    先日、ひっそりとオープンした「西八丁珈琲店様」。

    以前のお客さんに座っていただくテーブル周りは、ご覧のような無機質な白でした。

    それでよかったんです、今までは。

    会社のミーティング(打合せ)場所でしたので。

    今回はカフェになるっていうことなので、もう少しくつろげる空間にしたいところです。

    なんとかちょっとしたことで、白基調からウッディな感じにイメージを変えたいとのことなのであります。

    (結構無茶振りですが)。

    ただ、内装を施すには制約がありまして、この物件を立ち退く際には原状復帰の必要があるんです。

    至って普通の条件な感じなんでしょうが、立ち退く際に余計な経費をかけたくはないので、簡単に取り外しができる「はめ込み式ウッド」がいいんですね、しかも強度がちゃんと保ててるもの。

    で、予算もそんなにあるわけでもありません。

    せめてワンポイント、ウッドがあると雰囲気が変わるかなと思いました。

    で、店主さんと話し合いながら思いついたんです。

    大きな窓枠に沿ってグルっと茶色の無垢の木枠を入れてみてはいかがですかと提案しました。

    木枠が入ると、木枠の間には棚板みたいな板を渡すことが出来て、小さなグリーンなんかも飾れます。

    木枠の上部分からはハンギングなんかもゆくゆくは可能です。

    なにより空間にメリハリが出来て、ビシッと締まった感じになるからいいんじゃないかな。

    ということで、木枠を入れることになりました。

     

    では製作に取り掛かります。

    使用するのは紀州のヒノキ。

    幅が3寸5分、両面にプレーナを掛けても厚みが1寸5分以上取れる、立派な材料を注文しました。

    これで大きなコの字の木枠を作りましょう。

     

    材料を下から見た部分ですが、ご覧のようなパーツを取り付けて、床から持ち上げます。

    重量物用のアジャスターなんですが、今回はこれで木枠ごと窓枠に突っ張らして、ギュッと固定してみよう作戦です。

    これなら、撤去の際も緩めるだけで外れるので楽チンですね。

    先端にはゴムがついてて、ちょっとやそっとじゃズレの心配もなさそうです。

    で、このアジャスター、一個で500キロ荷重の耐久性能がありますっ。(メイドインジャパン!!)

     

    ボクがよく使う自然塗料、ベンガラ入りアウロで表面を塗装します。

    乾いたら完成。

     

    現場に持ち込んで、仮組立作業。

    床に並べてから各箇所、3本ずつ90ミリのコーススレッドビスで固定しました。

    さあ、ここから、「よっこいしょ」って持ち上げるぞ。

    ここは店主さんとの二人作業。

    ちゃんと納まるかな・・・。

     

    納まりました。

    ジャストフィットです!

    木枠の中には棚板を一枚設けました。

    椅子に座って視線がくる位置、グリーンなんかを置いてもらおうかなと。

     

    レイのアジャスター。

    ちゃんと機能してくれてますっ!

    かなりの力で突っ張ってますっ

     

    木枠の中段に入れた棚板には脚(っていうか束かな)があった方が安定します。

    なので、脚の製作。

    適当な半端合板がありましたので、これで作ることにしましょう。

    色を塗って完成。

     

    現場に納まった脚。

    ちょっとセンス良い脚っていうボクの思惑通りになってるかな。

    以上で木枠の完成を迎えます。

    店主さん、この木枠、喜んでいただけたようですので、やって良かったです。

    でもこれだけで、随分印象は違ってくるんですよね。

    あと数個、アイテムをちょこちょこと置いてもらって、センスのいいハンギングなんかをしていただこうかな。

     

     


    Sさん宅の倉庫、錆び錆びの屋根を張り替えました。

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      ご覧のようなトタン屋根。

      サビサビで真っ赤。

      8坪ほどある、農機具や備品なんかが置かれている倉庫なんですが、 なにしろ建ってから20年以上経過しているとのこと。

      その間、今日まで一度も塗装なんかの屋根のメンテナンスをされていないみたいです・・・。

      「ところどころ雨漏りがするんです」と、ご主人から連絡があったので見に行ってみたんですが、いやあ、雨漏りくらいで済んでるのでよかったですねってくらい・・・。

      ちょっと爪でひっかいただけでボロボロと剥げていく感じで、端っこを触るとポキッと簡単に折ることが出来ます。

      この状態で屋根に上ると確実に足が抜け落ちますねっ!

      この屋根、よく持ってるなあ~と感心さえします、意外といけたりするもんなんですね、こんな状態でも・・・。

      って言っている場合ではありません、すぐに張り替えないといけない状況ですっ

      で今回は、この屋根をガルバリウム鋼板の波板に張り替えていきます。

      この先20年、まだまだ頑張ってほしい倉庫ですのでっ

       

      この倉庫は鉄骨造。

      C鋼の鉄骨に対して屋根を固定しているのは、フックボルト(っていうカギ状の専用部材)。

      早速トタン屋根を撤去していきます。

      片側の屋根から順番に取り掛かるとしまして、まずはフックボルトを全部取り外しにかかります。

      そして、下から屋根を引っ張ってやりますと、ズルズルっとこんな感じ。

       

      屋根が全部くっついてきたので、一気にまとめて外すとしてみますか・・・。

      ゆっくりずらして少しずつ・・・

      ゆっくりゆっくり引っ張って・・・

      あれあれっ、ズルズル~~

      いかん、勢いがついてきたっ

      だめだ、手では押さえきれない、もういっちゃえっ

      わっ、ガシャガシャ~ン、丁寧でなくて済みません。

       

      全部剥がれた片面に、新しい波板を新しいフックボルトで固定していきます。

      ケラバ(っていう妻屋根の端っこ部分)の板金はまだ使えそうですので残しておいて、あとで塗装することにしましょう。

      ケラバから順番に一枚ずつ、フック部分に5ミリの穴をあけながら固定していきます。

       

      片面が仕上がったらもう片面に取り掛かります。

      同じように新しい波板をフックボルトで固定していってます。

      あともう少しだっ。

       

      最後は棟の施工。

      この棟の板金は、あらかじめ板金屋さんに発注しておいたものです。

      同じくフックボルトで固定していきます。

       

      仕上げに茶色の錆止め入り塗料をケラバの板金に二度塗りして完成しました。

      屋根の素材はガルバリウムですので、20年は持ってくれるかな。

      ただ、ケラバの板金は再塗装しないと20年は厳しいでしょうね。

      錆が浮いてくる感じになってきたらまた塗装してくださいねっ!!


      「西八丁珈琲店様」、マガジンラックの製作です。

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        先日、ひっそりとオープンした「西八丁珈琲店様」。

        ウッディな感じで落ち着くような雰囲気にしたいという店主さんの意向でありまして、今回は依頼されてたマガジンラックを製作していきたいと思います。

        これは厨房内にごちゃごちゃしたものの目隠しを兼ねていて、ある程度背の高いマガジンラックです。

        ちょうとこの箇所にそびえ立つようになります。

        ステンレス天板や腰までの木目調シールなんかがあって、あまりカフェの内装としても宜しくはないと思いますので(ボクがそう思っているだけ)、お客様に読んでもらえる雑誌なんかが並ぶマガジンラックをここに置くことにしますっ。

         

        それでは、製作にかかります。

        予算の都合上、やはり材料費はなるべく削るっていうわけですが、今回もヒノキの無垢板と針葉樹合板でやってみますっ

        これはラック側面の板、ヒノキの無垢板、厚みが7分ほどある立派な材料です。

        雑誌が置かれる棚部分がくるところに、部材を取り付けています。

        ん〜、雑誌の勾配はこんなものかな、うん、いいね。

         

        塗装を施した先程のヒノキを竪に起こして、背面には針葉樹の合板を貼り付けました。

         

        背面の合板を塗装しつつ、雑誌が置かれる棚部分も取り付けていきます。

        棚部分も針葉樹合板。(ただし、木口は無垢のヒノキなんですよ。)

         

        現場に無事に納まったマガジンラックです。

         

        実はマガジンラックの後ろ側には、そのスペースを有効に利用すべく、一人前用のコーヒーミルが設置されてるのでありました。

        これは、事前の打ち合わせにて了承済みのことでしたっ。

        ただ、もしもこの物件を返却することがあった際には原状復帰が原則ですので、ラック本体も取り外しが容易である必要があり、またビスや釘なんかを内装には打つことが出来なかったんですね。

        それでいて、ミルの動作に差し支えないような強度が必要。

        その辺りで設置の工夫に苦労しました。

        ラックの奥側に見えてるんですが、実はクランプでギュッと固定してるんですよ。

         

        そして、こっちの箇所にも同じ構造のマガジンラックを据えました。

        先程よりも背の低い感じになりますが、同じサイズのものを2つ製作して繋ぎ合わせた格好で仕上げてみました。

         


        「西八丁珈琲店様」、3段ラックの製作です。

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          最近、新しいズームレンズを買ってしまいましたっ。

          TAMURONの18〜270mm、広角から望遠まですべて一本で賄えるオールインワンレンズです。

          レンズがなかったわけでもなかったのですけど、何本か揃えてその都度取り換えるのも面倒だし、あってもよいなって思う程度での衝動買い。

          中古品をヤフオクでゲットした訳ですが、安かったせいか、少々カビがきているようですっ

          非常に残念でした、それ以外はとても綺麗なんで・・・

          出品時、もちろん説明にはありました、「白い斑点のようなものがついています」って。

          カビとは書かれていない、これは確信犯なのか・・・

          まあ、写真には影響ない範囲のような感じでありましたので、これ以上広がらないような管理をちゃんとするということで良しとしましょ。

          っていうわけで、初めての試し撮りのつもりで、近くの公園まで行ってきました。

           

          さて、先日ひっそりとオープンした「西八丁珈琲店」様。

          内装仕事のまず最初のとっかかりは、三段ラックの製作からでした。

          ただ、予算がかなり限られた感じでの着工なので、なるべく安上がり(っていうより材料費のかからない)やり方にて、始めて行くことにしますっ

          集成材を切って貼っ付けるのが相場的な感じですが、集成材で材料を揃えると思いのほか原価がかかるんです。

          かといって、無垢の材料になると反りの修正が難しいどころか、乾燥した幅の広い無垢材なんか高すぎて買えるわけがない。

          でも、ボクはなるべく無垢の素材で仕上げたい派なので、っていうかコンセプトに沿っているのは無垢仕上げの材料の方が絶対いいので、あれこれ考えてこれを提案しました。

          躯体は針葉樹合板。

          その上に張りぼて感覚でヒノキの無垢板を貼る方式!!

          見えるところはなるべく感じのいい仕上がりにしたいのでっ

          っていうことで、この方法で了解を得ることが出来ましたので、これから取り掛かりましょう。

          これが合板の躯体です。

          中の部分はもうこれにて仕上がりですので、茶色の保護塗料で仕上げてますっ

           

          天板には国産無垢ヒノキのフローリングを床を施工する感覚で張りました。

          ぐる〜っと四隅はヒノキの角材で留め加工を施しましょう。

          ぐるりも後ほど塗装して、天板はこれにて仕上がり。

          一気にそれっぽくなりました。

           

          側面にも天板と同じようにヒノキを貼っつけていきました。

          そして仕切りの板を中段に2枚入れましたが、これも同様、合板の上にヒノキを貼っつけてますっ

           

          木口の目隠しをして完成です。

          塗装はすべて、ドイツのアウロ自然塗料を使いました。

          結構手間はかかりましたが、材料費を安くすることが出来たので良しですっ。

          そして、無事に納品も済みました。

          なんちゃって無垢な感じで仕上がりました。


          ひっそりオープンした「西八丁珈琲店」様、ビフォーアフター。

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            今月頭にひっそりとオープンした「西八丁珈琲店」様。

            ここ田辺界隈、奥に建築関係の事務所がある建物の一階の入り口になります。

            建物自体はまだ新築そのもので、実はこのお店、建築事務所所有で、今まで建築事務所の打ち合わせスペースとして設けてあった場所!?らしいです。

            設備はすべて整っているので、ほとんど投資をすることなく始められるのが何よりの利点ですが、テナントの形態としては珍しい形態です。

            で、最近では、大々的にオープンを告知せずに、しら~っと知らない間にオープンさせて、少しずつ改良を加えながらお客さんへの対応を慣れさせていくというのが主流になってきているようですね。

            特に個人営業店のような規模では、その方がのちのち功を奏する気がします。

            大きくオープンをうたってしまうと(普通のことでしょうが)、オープンした瞬間にお客さんがダ~っとなだれ込んでくるように押し寄せてくるので、半ばパニックになって対応してしまうため、おもてなしが充分ではなくなってしまいます。

            その結果、いい印象でお客さんには帰って頂けないので、それでは次につながらないですからね。

            っていうわけで、しら~っとプレオープンにこぎつけていますっ

            屋号の由来は、店のある場所の昔の地名とのこと。

            でなんですが、この度、ボクに内装の相談をしていただいたというわけでして、それがこのお店の店主さんとの出会いでもありました。

            店主さん、ウッディ(木)な感じにしたいとのことでありました。

            え、これをですか??。

            って感じでした。

            全くの真逆で、澄み切った感じの真っ白なスタイルの打ち合わせスペースなんですね。

            悪く言えば無機質で、緑がなくて落ち着かない感じ。

            キッチン周りに至っては、ステンレスの天板がむき出しで冷たい感じ。

            腰まであるウッド調のとってつけたシールのような材料がチープ過ぎる感じ・・・

            床はPタイルっぽくてやっぱ事務所・・・

            そんな印象でした。
            言いたい放題すみません、とてもきれいな空間なんですよ。

             

            プレオープンしたときのキッチン周りは、こんな感じになっていますっ。

            なんとなくウッディな感じに仕上がっている!?

            いろんなリクエストを少ない予算内で、なんとかかんとかの試行錯誤でここまでに至りました。

            後方の真っ白な棚板をウッディな板に変更したのが、一番最後にした作業です。

            なるべくにぎやかな感じにします、視線をいろんなところに移してもらうために。

             

            こちらは改装前のそもそもあった打ち合わせ席。

            こちらがお客さん用のテーブル席になるのですが、なんとも平べったくてやっぱり無機質で事務的な空間。

            実際はもっと真っ白な印象なんですが、このままではお客さんにはやっぱ落ち着かない感じでしょうね。

             

            プレオープン時のお客さん用テーブル席。

            こちらも、なんとなくウッディな感じに仕上がっているかな!?

            一番奥には店主さんのリクエストで、奥行きを出す効果のための大きめの鏡を3枚、鎮座させていますっ

            店主さんには喜んでいただけたようですので、やった甲斐がありました。

            床を別の材料でなんとかするまでには至りませんでしたが・・・。

            今回、店主さんと出会えたこともまた、貴重なこととなりました。

            また次回以降で、このお店の改装の詳細なんかをレポートしていかせていただきますっ!!


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